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​医療ジャーナリスト基礎講座

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​第10期記念 協会賞受賞者による
『医療ジャーナリスト基礎講座』

定員に
達しました

 

日本医学ジャーナリスト協会の「医療ジャーナリスト基礎講座」は、2019年度を最後にコロナ禍などで中断していました。6年度ぶりに開催する今回は、第10期の節目となることを記念し、「協会賞受賞者による『医療ジャーナリスト基礎講座』」として再スタートします。前期は、2025年8月に2回開講します。後期は、年度内に2回開催を検討しています。
 日本医学ジャーナリスト協会賞は質の高い医学・医療ジャーナリズムが日本に根付くことを願い、創立25周年を記念して2012年に創設されました。新聞・雑誌・書籍・テレビ・映像、WEB作品などを対象に、「オリジナリティ」「社会へのインパクト」「科学性」「表現力」を選考基準に、協会内に設けた選考委員会で審議して受賞作品を選ばせていただいています。これまでの13年間に大賞27組を含む64組が受賞されています。今年度14回目を迎えます。

ジャーナリストの「ワザと魂」を学ぶ講座

 日本医学ジャーナリスト協会大賞を受賞した方々にご登壇いただくシリーズです。鈴木大介さんは、「振り込め犯罪結社」「老人喰い」などで知られた社会派ライター。ところが、41歳で脳梗塞に。挫折の中で、体験者でなければ書けない「脳が壊れた」「脳は回復する」を執筆。医学書院のカリスマ編集者白石正明さんとの出会いから生れた『「脳コワさん」支援ガイド』は、医療・福祉現場に旋風を巻き起こしました。田端美華さんは、熊本日日新聞の1記者として、「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」のキャンペーンを始めました。志は引き継がれ、熊本の1病院から始まったこの運動は、東京、大阪へと広がりました。田端さんは、デスク、部長,局次長、論説委員と部署がかわってもバックアップを続けました。3人のジャーナリスト魂、ワザとともに、苦労をどう乗り越えたかを、参加のみなさんと、ズームでやりとりしながら披露していただきます。

https://www.mejaj.org/_files/ugd/734cbb_ccceca532352435c9f243798af9ee13f.pdf

各回のテーマと内容構成

①    開催日  8月22日(金) 19時~ 20時30分
テーマ 「ルポライターとジャーナリストの間、そして編集者というプロ」
『「脳コワさん」支援ガイド』は、医学などの専門家からも高く評価された本ですが、鈴木さんには書き手として、自らの病前病後を一貫するマインドを、白石さんには編集者の仕事、本づくりへのかかわりを語っていただきます。

 

講師 鈴木大介さん、白石正明さん

②    開催日 8月29日(金) 19時~ 20時30分
テーマ 「こうのとりのゆりかご~記者から記者へ バトンタッチ、そして、全国へ」
熊本日日新聞の記者たちが、思いを繋いでつづけたリレー報道は、新聞社という組織ならではの取り組み。その影響は東京や大阪へと広がりました。組織としてのジャーナリズムの取り組みの18年の軌跡を披露していただきます。

 

講師 田端美華さん
 

講師紹介

鈴木大介さん フリールポライター

裏社会、触法少年少女を中心に取材し、『家のない少女たち』『振り込め犯罪結社』『老人喰い』など、社会派ライターとして知られていました。2015年、41歳のときに右脳に脳梗塞を発症し高次脳機能障害に。そのときの体験を『脳が壊れた』『脳は回復する』、闘病生活を支えた夫人との関係を『されど愛しきお妻さま』という本に。この「お妻さま」が鈴木さんたちに共通する困りごとを「脳コワさん」と命名し、 『「脳コワさん」支援ガイド』は、医療界で反響を巻き起こしました。その後、障害は次第に薄らぎ、「脳コワさん」概念をさらに広げた近著『貧困と脳~「働かない」のではなく「働けない」』は、たちまち7刷りのベストセラーに。

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白石正明さん 編集者

医学書院にて「シリーズ ケアをひらく」(毎日出版文化賞・企画部門受賞)を創刊。賞を総なめに。川口有美子著『逝かない身体』(大宅壮一ノンフィクション賞)、熊谷晋一郎著『リハビリの夜』(新潮ドキュメント賞)、國分功一郎著『中動態の世界』(小林秀雄賞)、東畑開人著『居るのはつらいよ』(大佛次郎論壇賞)など約50冊を刊行。『「脳コワさん」支援ガイド』は、豊富なイラストレーションに加え、重要部分に黄色マーカーを引くなど、読者の身になった編集で医療・福祉現場のベストセラーに。今年4月に初の著書、『ケアと編集』(岩波新書)を上梓。 

田端美華さん 熊日サービス開発(株)専務取締役出版部長、元熊本日日新聞社編集局次長・論説委員 

予期せぬ妊娠に悩む少女、ひとりで出産せざるをえない女性。その子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」は社会のさまざまな問題を映し出す鏡です。最初は1記者として、その後、デスク、部長として、キャンペーンを支えました。1989年熊本日日新聞社入社。政経部長、文化生活部長などを経て2023年から編集局次長。論説委員も15年から10年間、兼務。25年3月、グループ会社の熊日サービス開発株式会社に出向。現在は専務取締役出版部長として、「熊日の本」や自費・受託出版など本作りに携わっています。この春、初孫が誕生。 

​募集対象

​受講料

医学医療保健福祉分野のジャーナリストやメディア関係者、医療職、企業・団体の広報や情報発信に携わる方、大学院生を含む学生など。会員・非会員、一般の方も歓迎します。

会員・学生   3,000円

単回参加  2,000円/回

非会員        5,000円 

単回参加  3,000円/回

​申込方法

定員20人。定員に達しましたので、チケット販売を終了しました。
Peatixイベントページは以下の通りです。

チケットの種類

チケットは以下の6種類となります。
①非会員通し(22日、29日) 5,000円
②非会員22日 3,000円
③非会員29日 3,000円
④会員・学生通し(22日、29日) 3,000円
⑤会員・学生22日 2,000円
⑥会員・学生29日 2,000円

問い合わせは下記の協会事務局へ
特定非営利活動法人日本医学ジャーナリスト協会
Mail: info@mejaj.org

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