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(火)

6/21

19:00

6月​例会のご案内

「胃切除後障害の克服に向けた取り組みについて

~胃はただの袋ではない~」

​中田 浩二氏​

東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座教授

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胃を切った後に様々な「障害・症状」が残ることを知る人は少数です。胃全摘術を受けた当協会元副会長の田辺功氏は、あるセミナーで消化器外科医の「告白」に違和感を覚えながら耳を傾けました。医師は「私が胃を切る患者さんに胃は食べ物を一時的に貯める場所に過ぎないから胃が無くても困らないと告げてきました」と語りました。そして言葉を継ぎ、「私は胃がんで胃を失った日から人生が暗転しました」。噴門(胃の上部)の機能が低下して胃酸が食道に逆流する「逆流性食道炎」と、食直後に血糖値が急上昇する「急峻高血糖」が発症し対応に四苦八苦しているとのことです。田辺氏は、医師の「私には打つ手が無い」とのつぶやきが耳に残っていると、あるジャーナルに書いています。

こうした「胃切除後障害の低い認知度」は、日本外科学を取り巻く伝統的思考が生み出したものと言われています。これは「手術で救命されたのだから術後の症状くらいは我慢してもらいたいとの執刀医の暗黙の圧力」や「一つの医療施設の中だけで評価される手術・術式の存在」が背景にあると考えられています。そのような時代に「胃切除後のQOL(生活の質)の改善は、胃がんの根治とともに重要な治療目標」との思いを抱いて立ちあがった、中田浩二氏を今回お招きしました。

中田氏は志を同じくする7人の若手・中堅の消化器外科医とともに2006年に「胃癌術後評価を考える」ワ―キンググル―プ(WG)を立ち上げました。同WGが最初に取り組んだ「胃がん手術の評価基準の設定と胃切除後の実態調査」を基に国内では手術・術式の有用性を客観的に知ることができる「共通の物差し」が初めて確立され、「術式の優劣=術後のQOLの違い」の科学的な評価・予測が実現しました。胃外科学領域での“全国共通模擬試験”の誕生ともいうべき画期的な成果と評価されています。

同WGは胃切術後に起こる多くの「障害・症状」に対する「最良の医学的対応策」を求めて研究を続け、90項目にわたる研究成果をまとめた『胃切除後障害診療ハンドブック』(南江堂)も出版しています。胃外科・術後障害研究会と連携して「胃切除後障害対応施設」の全国ネットワ―クの構築に注力し、現在、全国に69施設が設置され、さらなる活動の拡充を目指しています。WGのメンバーは外科医256人、メディカルスタッフ60人に成長し、「患者目線での研究」と「患者に寄り添う診療」をさらに推進しています。推計100万人の胃切除後障害者の救済への期待が高まっています。今回の講演会では、こうした胃切除者のQOL確保のための、阻害要因排除の具体策が報告される予定です。

​日時

2022年 6月21日(火)19:00~20:30

開催方法

​オンライン講演会 (ZOOMウェビナー)

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参加方法

会員の方には開催前日までにZoomウェビナーURLをメールでお伝えします。

非会員の方はPeatixチケットの「イベントに参加」をクリックしてください。 ZOOMウェビナーURLは開催前日までにPeatixに登録します

​演題

「胃切除後障害の克服に向けた取り組みについて~胃はただの袋ではない~」

講師

​中田 浩二氏

東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座教授

​司会 田辺 功氏(医療ジャーナリスト)

​参加費

一般(医学ジャーナリスト協会非会員)2,000円

早割(医学ジャーナリスト協会非会員)1,800円(6月7日まで販売)


医学ジャーナリスト協会会員 無料 事務局にメールで申し込んでください
     (会員の方はPeatixチケットを購入しないでください)

​申込み

定員

会員の方は当協会事務局 info@mejaj.org  にメールでお申し込み下さい。
お申し込みいただいた方に開催前日までに接続方法を記載したメールをお送りします。

​非会員の方はPeatixのイベントページでチケットを購入してください。

​Peatixのイベントページは https://meja-nakada.peatix.com/です。

QRコードでもPeatixのイベントページにアクセスできます。

非会員 100名様(先着順) 
    医学ジャーナリスト協会会員は定員制限なしで受け付けます

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主催

日本医学ジャーナリスト協会 https://www.mejaj.org/

【講師略歴】中田 浩二氏   (なかだ・こうじ)氏
東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座教授

 

1984年東京慈恵会医科大学卒業。その後、同大学第2外科学講座に入局。1991年米ピッツバーグ大学移植外科留学。帰国後は再び同大学で勤務し、1999年に東京慈恵会医科大学外科学講座第2講師に就任。2014年同大学外科学講座特任准教授、その後、同大学臨床検査医学講座特任准教授、臨床検査医学講座准教授を経て、2017年に同大学臨床検査医学講座教授に就任。現在は同大学附属第三病院中央検査部部長、第三病院看護専門学校長も兼任。日本外科学会の認定医・専門医・指導医、日本消化器病学会と日本消化器外科学会の専門医・指導医でもある。日本平滑筋学会、日本神経消化器病学会、日本安定同位体・生体ガス医学応用学会の理事・評議員、日本臨床外科学会 日本消化器病学会、日本消化管学会、日本胃癌学会の評議員なども務めている。

【参加者のみなさまにお願い】
・お申し込み後のキャンセル及び返金はお受けいたしません。
・やむを得ない事情でイベント中止の際は参加費を返金いたします。クレジットカードでのお支払いの場合は全額返金となります。コンビニ・ATMでお支払いの場合は手数料340円を引いた金額の返金となりますのでご了承下さい。
・日本医学ジャーナリスト協会事務局からは領収書発行は行いません。お手数ですがクレジットカード会社が発行する「ご利用明細書」等をご利用いただくか、Peatixの「お申し込み詳細メール」から「領収データ」のご利用をお願い申し上げます。詳細はPeatix参加者ヘルプの
領収書にアクセスする」をご確認ください。
・インターネット接続が必要です。接続するための端末・回線の準備は参加者のご負担のもと参加者の責任でご対応ください。
・当日回線接続ができない場合などトラブルが発生した場合のサポートは行いませんのでご了承ください。
・この講演会は質疑応答も含めて録画し、当協会会員限定で動画配信します。あらかじめご了承ください。
・記者・ライターの方が講演内容を記事にすることは可能ですが、記事掲載前にメールで講師の許可を得てください。取材についての詳細は事務局にお問い合わせください。

オンライン講演会への参加方法(会員用)
​非会員の方はPeatixイベントページの説明をご覧下さい

準備

・    パソコン、スマートフォン、タブレットからご参加いただけます。
・    オンライン開催にはビデオ講演会システムZOOMウェビナーを使用します。
・    講演会に参加するだけならばZOOMアカウントの取得(サインアップ)は不要です。
・    事前に接続テストを行うことをお勧めします。システム要件などもご確認ください。
・    ZOOMテスト用URL   https://zoom.us/test

パソコンからご参加の場合

・    事前にメールでお送りする「Zoomウェビナー招待状」の「下記のリンクをクリックしてウェビナーに参加してください」のURLをクリックしてください。(パスワードを入力する必要はありません)

・ 接続したら、氏名とメールアドレスを入力してください。(氏名は申込時の氏名をお願いします)
・    初めてZoomを利用する際には必要なアプリが自動的にインストールされます。

​・ 開催日以前に接続すると開催日時が表示されるのが正常な状態です。

・ ZOOMアプリのインストールが禁止されている場合は、WebブラウザでZOOMにご参加ください。
​  参考情報 https://zoom-support.nissho-ele.co.jp/hc/ja/articles/360021584812

スマホやタブレットからご参加の場合

・    アプリ「ZOOM Cloud Meetings」をあらかじめインストールして下さい。
・    事前にメールでお送りする「Zoomウェビナー招待状」の「下記のリンクをクリックしてウェビナーに参加してください:」のURLをタップしてください。(パスワードを入力する必要はありません)
・    別の接続方法としては、ZOOM Cloud Meetingsの「ミーティングに参加」をタップして、Zoomミーティング招待状の「ウェビナーID」と「パスワード」を入力して下さい。

・ 接続したら、氏名とメールアドレスを入力してください。(氏名は申込時の氏名をお願いします)

講演会当日の運用について

・    講師へのご質問はQ&A欄(文字入力)でお願いします。
・    雑音防止のため参加者全員のマイクをミュート(無音)にします。
・    参加者の皆さまのビデオ(カメラ映像)、マイクは使いません。ご質問は司会者が読み上げます。
・    時間の関係上、すべてのご質問に回答できない場合がありますことをあらかじめご了解ください。
・    講演会開始前や開催中、接続方法などの質問がございましたら、Q&A欄に文字で記入していただくか、事務局にメール info@mejaj.org でお尋ねください。